葬儀の費用を構成している項目「接待費用」
■接待費用
通夜や葬儀にお見えになる参列者の人数を予測してその方々をもてなす費用を算出する事は
決して容易な事ではありません。そこで弊社のプロとして重ねた経験によるひとつの方程式を
ご案内致しますので参考にされてください。(※すべてのお家に当てはまるわけではありません)
通夜料理
それではまず料理内容を見てみましょう!(※この3種類が基本的な通夜料理となります)
次に量(それぞれ何皿が必要?)について考えてみましょう!(※一般的会食場のテーブルレイアウトです)
参列者10人に対する量を計算します。
5人単位で2テーブルに着席します。
5人に対して3種類の料理が各1皿づつ必要です。
10人に対してはその倍の各2皿づつとなります。
ポイント1
寿司の消費する頻度は他の料理の1.5倍です
他の料理2皿に対して寿司3皿で考えます。
(3皿目の寿司はテーブルに配膳せずに補充用として
予めストックしておきます)
通夜料理10人分の量とその費用はこのようになります。
精進落し
最後まで参列頂いた方々に振る舞う懐石弁当!(※ほとんどが親戚の方たちとなります)
葬儀を終え収骨まで立ち会った方々へ お食事を振る舞います。これを精進落しと言います。そのほとんどの方が
ご親戚ですがお食事はしっかり人数分のお弁当を用意しなければなりません。前日に正確な人数を把握しておく
必要があります。最後まで参列頂いても食事をとらずに帰られる方もいますのでしっかり確認しておきましょう。
※お弁当の数を把握する事は通夜料理の適切量を推測する事に比べれば容易な事です ご安心ください。
飲み物
食事とともに消費される飲み物 いくら掛かるか計算してみましょう!(※開栓した分のみ精算対象です)
飲み物を用意する席は次の通りです計算式と合わせてご覧ください
①お通夜振る舞いでの席
②火葬中の休憩室での席
③葬儀後の精進落しでの席
①お通夜振る舞いでの席
お通夜に集まる人たちの数(遺族親族や受付係の方 弔問のお客様です)×500円で計算します。
②火葬中の休憩室での席(ここでは飲み物に加えお茶菓子おつまみの費用も合わせて考えます)
休憩室で火葬終了を待合せている人たちの数(ほとんどが親族のみです)×700円で計算します
③葬儀後の精進落しでの席
食事に参加する人たちの数(ほぼ②での親族を中心とした方々となります)×500円で計算します
※上記計算式は 状況やそのお家によって必ずしも当てはまりません 概算の参考にして下さい。
返礼品
参列くださった方にお礼として返礼品をお渡し致します!(※多めにご用意して使用分のみ精算対象です)
※ご注文のお品物には 熨斗紙にご葬家名を名入れし御挨拶状を添えて ご用意致します。
御礼(返礼品)について
①ご会葬の返礼品→ご参列をいただいた事に対する御礼(500円~1,000円程度のもの)
②お香典の返礼品→お香典をいただいた事に対する御礼(2,000円~4,000円程度のもの)
香典返し(②お香典の返礼品)の返し方について
①後返し(後日配送)→49日法要の日にあわせて香典返しをする従来の考え方
②即返し(当日手渡)→通夜や葬儀当日にご会葬の返礼品を兼ねて返す考え方
おすすめ
即返しで2,000円程度のものをお選び頂きご会葬の御礼を兼ねて通夜や葬儀当日に香典返しする事がおすすめです
(たくさんの商品を取りそろえております詳しくは相談員にお尋ねください)